読書記録アプリ比較——読書メーター・ブクログ・Readeeで選ぶ
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読書記録アプリ比較——読書メーター・ブクログ・Readeeで選ぶ

読み終えた本のタイトルが思い出せない。読書を続けたいのに記録が残らない。そんなときは、読んだ本と読みたい本を残せるアプリが助けになります。読書メーター・ブクログ・Readeeを、無料でどこまで使えるか・料金・向く人で正直に並べ、目的から1つ選べるようにまとめました。

読み終えた本のタイトルが、思い出せない。買ったはずの本を、また買ってしまう。

「今年は本を読むぞ」と決めても、数週間で手が止まる。

続かないのは、意志が弱いからではありません。読んだ記録が、どこにも残っていないだけです。読んだ足あとが目に見える形で積み上がると、次の1冊に手が伸びます。

とはいえ、読書メーター・ブクログ・Readeeと名前が並ぶと、どれを選ぶか迷います。3つを、無料でできることと料金で正直に並べました。

選ぶ基準は「記録が手間なく積み上がるか」

先に、土台を1つだけ。

行動科学に、進捗モニタリング(=進み具合を記録して見えるようにすること)という考え方があります。進み具合が見えると、行動が続きやすくなる、という見方です。

ハーキンらが2016年に、138の研究・約2万人ぶんをまとめました。記録の回数が増えるほど目標に近づき、しかも記録を「見える形に残した」ときに効果が大きかったと報告されています。

読書も同じです。読んだ冊数やページ数がグラフで積み上がるだけで、また読みたくなります。

だから選ぶ物差しは、機能の多さではありません。記録がどれだけラクに積み上がるか。登録の手軽さと、見える化のしやすさで選びます。

3つを、正直に並べる

どれも日本語のサービスで、iPhone・Androidから使えます。料金は執筆時点(2026年7月)の数値で、プランはあとから変わります。入る前に各公式ページで確認してください。

アプリ無料でどこまで使えるか有料プラン向く人
読書メーター記録・グラフ・感想の共有まで全部なし(完全無料)数字の伸びを励みにしたい
ブクログ本棚づくり・記録・レビュー月480円ほど〜本棚を見た目で振り返りたい
Readee登録・棚分け・記録まで全部なし(完全無料)手早く登録してつなぎたい

順に補足します。

記録を積んでグラフで見る:読書メーター

読んだ本の冊数やページ数が、自動でグラフになります。感想を書いて、同じ本を読んだ人と分かち合えるのも持ち味です。

読書メーターは登録も記録もグラフも、ぜんぶ無料。有料プランはありません。売りがそのまま無料で使えるので、数字の伸びを励みにしたい人に向きます。

本棚を見た目で整える:ブクログ

読んだ本・読みたい本を、表紙が並ぶ「本棚」として見られます。見た目で振り返れるのが強みです。

ブクログは本棚づくりも記録もレビューも無料で使えます。フォルダ分け・並べ替え・広告非表示が欲しくなったら、有料のプレミアム(月480円ほど・年4,600円ほど)。無料の範囲でまず足りる人も多い、一部が有料のタイプです。棚を眺めて選ぶのが好きな人に向きます。

バーコードで手早く登録:Readee

本の裏のバーコードをカメラで読むだけで、タイトルや表紙が登録できます。楽天ブックスで買った本が自動で棚に入るのも便利です。

Readeeは登録も棚分けも記録も無料。こちらも売りがそのまま無料のタイプです。楽天ブックスをよく使う人、登録の手間を減らしたい人に向きます。

目的から、1つに決める

下の図が、どんな人にどれが向くかの早見表です。

見たい形から選ぶ読書記録アプリの早見図。冊数やページ数の伸びを数字で見たいなら読書メーター(完全無料・有料プランなし)、本棚を見た目で整理して振り返りたいならブクログ(無料で本棚づくり・有料プレミアムは月480円ほど〜)、バーコードで手早く登録して楽天ブックスとつなぎたいならReadee(完全無料・有料プランなし)という使い分け
図: 「記録が続けやすい見え方」を先に決めると、1つに絞れる(当サイト作成)

自分に問うのは1つです。「読書を、いちばん続けやすいのはどんな見え方か」。名指しでまとめます。

  1. 冊数やページ数の伸びを数字で見たい → 読書メーター
  2. 本棚を見た目で整理して振り返りたい → ブクログ
  3. バーコードで手早く登録し、楽天ブックスとつなぎたい → Readee

迷ったら、まず気になる1つを無料で入れて、次に読む本を1冊だけ登録する。合わなければ表に戻って選び直す、が失敗しにくい順番です。

こんなときは、無理に使わない

便利ですが、全員に合うわけではありません。

紙の読書ノートや手帳に書くのが続いている人は、無理にアプリへ移さなくて大丈夫です。続いている方法が、いちばん強い方法です。

感想を人に見せたくない人は、公開範囲を「自分だけ」にできるか先に確認してください。記録だけ静かに残したいなら、共有の色が濃いアプリより、手元の本棚として使えるものが気楽です。

記録が積み上がると、次の1冊に手が伸びる

3つとも、無料の範囲だけで「読んだ記録が積み上がる」を試せます。研究が示したのは、記録が見えるようになった分だけ、行動が続きやすいということでした。

だから最初の一歩は軽くていい。今日、気になる1つを入れて、いま読みかけの本を1冊だけ登録してみてください。数分の設定で、読んだ足あとが残りはじめます。

読んだ内容のメモまで残したくなったら、メモアプリの選び方も参考に。ほかの選び方はアプリ活用からどうぞ。

Try Today今日からやるチェックリスト

  1. 気になる1つを無料で入れ、いま読みかけの本を1冊だけ登録する
  2. 登録は手入力とバーコード読み取りのどちらがラクかを試す
  3. 冊数やページ数のグラフが見られるかを確かめる
  4. 感想を見せたくないなら、公開範囲を「自分だけ」に設定する
  5. 合わなければ表に戻って別の1つに変える

出典・参考

  1. Harkin, B., et al. (2016) Does Monitoring Goal Progress Promote Goal Attainment? A Meta-Analysis of the Experimental Evidence. Psychological Bulletin, 142(2), 198-229.(138研究・約2万人。進捗を記録して見えるようにすると行動が続きやすく、記録を物理的に残すほど効果が大きいことを示した総説)pubmed.ncbi.nlm.nih.gov
  2. 読書メーター(公式)— 完全無料。読んだ本の記録、冊数・ページ数のグラフ化、感想の共有、iOS/Androidアプリに対応、日本語サービス(2026年7月時点)bookmeter.com
  3. ブクログ(公式)— 本棚づくり・記録・レビューは無料、有料のブクログプレミアムは月480円ほど・年4,600円ほど(フォルダ分け・並べ替え・広告非表示など)、iOS/Androidアプリに対応、日本語サービス(2026年7月時点)booklog.jp
  4. 読書管理 Readee(楽天ブックス公式)— 完全無料。バーコードでの本の登録、棚での分類、楽天ブックスの購入履歴との連携、iOS/Androidアプリに対応、日本語サービス(2026年7月時点)readee.rakuten.co.jp

この記事は、上記の研究をもとに構成しています。 引用・要約は必要最小限とし、詳細は原典をご確認ください。